交通事故の損害の種類
交通事故の損害の種類には大きく分けて物損事故と人身事故の2種類があります。物損事故と人身事故では自賠責保険（強制保険）の適用の有無に違いがあります。
物損事故
強制保険の適用がない
車と車の事故
- 修理代金または買い替え費用
- 代車
- 休車料 など
その他の物損事故
- 商品や店舗が破損した場合の補償
- 店舗が破損した場合の営業補償など
人身事故
強制保険の適用がある
傷害事故
積極損害
→実際に支出した費用。治療費など
休業損害
→収入が減少した場合
慰謝料
→入通院の期間などによる。
後遺症があるとき
逸失利益
→後遺症がなければ得られたはずの利益
慰謝料
→後遺傷害の等級によりきまる。
死亡事故
積極損害
→実際に支出した費用。葬儀費用など
逸失利益
→生きていれば得られたはずの利益
慰謝料
→一定の方法で定額化
